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初めての職場
3月
地獄の高校生活三年間 耐え難きを耐え忍び難きを忍び何とか乗り越え卒業した俺は、これで3月いっぱいはゆっくり羽を伸ばせるだろうと思い縁側でポカポカと春の日差しにウトウトしているところへ郵便局のバイクの音で目が覚めた。
高校在学中に面接を受けて内定が決まっていた会社から一通の手紙が舞い込んだのだ。
なんだか嫌な悪寒。
封を開けて読んでみるとそこには信じられない文がーっ!!
拝啓
貴殿にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、弊社は現在業務多忙中につき来る3月15日より出社願います。
なお、当日の持ち物は・・・・・・・・・
「なにーっ?! 15日に出社しろだとー?!
せっかく3月いっぱいゆっくり休めると思っていたのにぃ。ふざけんなーっ!」と
俺はその通知を床に叩きつけた。
しかし、せっかく採用になった会社の命令に逆らうわけにもいかず渋々出社することとなった。
当日慣れないスーツに身を包み緊張の中初出社。
他にも新卒社員が男2人、女が2人来ていた。
一人はヤンキー風、もう一人の男はギリギリ許容範囲内ではあるがたいした事なさそうな男、女のほうは二人とも女性らしさを感じさせないブス女。 まあ俺も人のこと言えないけどな。
入社式?と言えるか言えないか分からないような中途半端な式が始まった。
前から見渡すと一人々の先輩達の顔が良く見える。
なんだかみんな「これからこの新人達をどうかわいがってやろうか?」というような笑みを浮かべてニヤニヤしている。
中には椅子にふんぞり返ってガムをクチャクチャ噛んでいる奴もいる。
いかにも昭和30年代風の雰囲気を漂わせた古めかしい堅物みたいな社長が小難しい偉人の格言などを持ち出してつまらない話を長々と垂れる。
前にいる先輩達も新入社員達も「ええい、長文うざい! 寝言はチラシの裏にでも書いてろっ!!」というような顔をして限界寸前の状態で聴いている。
やっとつまらない長ったらしい社長の挨拶が終わったかと思うと今度は部長の話だ。
部長のほうは妙にハイテンションで新人に対して「いいかおまえらー、社会を甘く見るんじゃねえぞぉ、おまえらが今まで送ってきた学生生活なんか温室の中のぬるま湯なんだからなぁ。これから
こってりと地獄を味わう事になるんだからなぁー! 分かってんのか、ああ〜ん?」と希望に満ちて
入ってきた新人達に脅しをかける始末。 もう初日からこの会社の異様な雰囲気が伝わってきた。
と、突然「よし、おまえら一人々先輩達に挨拶しろっ!!」 と俺を指さした。
(ゲッ、そんなの聞いてないよぉ。)
突然言われて何を話していいか分からず戸惑う俺。
「えっ?まあ、そのぉ。つまりですね、ア、ウー」
「なんだおまえ、社会人にもなって挨拶の一つも出来ねえのかっ?! 我が社はそんなへタレを入れた覚えはないぞっ!!」
「へ、ヘイ」 俺は緊張と動揺で「はい」と言うべきところをなぜだが「ヘイ」と言ってしまった。
一同爆笑。俺真っ赤。最悪。
「ええい、もういい。次の奴挨拶しろっ!」
他の新人にまわしてくれたのでホッと一安心。
一人々たどたどしい挨拶が終わると早速仕事開始だ。
ここまで読んだ人は一体何の会社に入社したんだ?と思っているだろうが・・・・(続く)
地獄の高校生活三年間 耐え難きを耐え忍び難きを忍び何とか乗り越え卒業した俺は、これで3月いっぱいはゆっくり羽を伸ばせるだろうと思い縁側でポカポカと春の日差しにウトウトしているところへ郵便局のバイクの音で目が覚めた。
高校在学中に面接を受けて内定が決まっていた会社から一通の手紙が舞い込んだのだ。
なんだか嫌な悪寒。
封を開けて読んでみるとそこには信じられない文がーっ!!
拝啓
貴殿にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、弊社は現在業務多忙中につき来る3月15日より出社願います。
なお、当日の持ち物は・・・・・・・・・
「なにーっ?! 15日に出社しろだとー?!
せっかく3月いっぱいゆっくり休めると思っていたのにぃ。ふざけんなーっ!」と
俺はその通知を床に叩きつけた。
しかし、せっかく採用になった会社の命令に逆らうわけにもいかず渋々出社することとなった。
当日慣れないスーツに身を包み緊張の中初出社。
他にも新卒社員が男2人、女が2人来ていた。
一人はヤンキー風、もう一人の男はギリギリ許容範囲内ではあるがたいした事なさそうな男、女のほうは二人とも女性らしさを感じさせないブス女。 まあ俺も人のこと言えないけどな。
入社式?と言えるか言えないか分からないような中途半端な式が始まった。
前から見渡すと一人々の先輩達の顔が良く見える。
なんだかみんな「これからこの新人達をどうかわいがってやろうか?」というような笑みを浮かべてニヤニヤしている。
中には椅子にふんぞり返ってガムをクチャクチャ噛んでいる奴もいる。
いかにも昭和30年代風の雰囲気を漂わせた古めかしい堅物みたいな社長が小難しい偉人の格言などを持ち出してつまらない話を長々と垂れる。
前にいる先輩達も新入社員達も「ええい、長文うざい! 寝言はチラシの裏にでも書いてろっ!!」というような顔をして限界寸前の状態で聴いている。
やっとつまらない長ったらしい社長の挨拶が終わったかと思うと今度は部長の話だ。
部長のほうは妙にハイテンションで新人に対して「いいかおまえらー、社会を甘く見るんじゃねえぞぉ、おまえらが今まで送ってきた学生生活なんか温室の中のぬるま湯なんだからなぁ。これから
こってりと地獄を味わう事になるんだからなぁー! 分かってんのか、ああ〜ん?」と希望に満ちて
入ってきた新人達に脅しをかける始末。 もう初日からこの会社の異様な雰囲気が伝わってきた。
と、突然「よし、おまえら一人々先輩達に挨拶しろっ!!」 と俺を指さした。
(ゲッ、そんなの聞いてないよぉ。)
突然言われて何を話していいか分からず戸惑う俺。
「えっ?まあ、そのぉ。つまりですね、ア、ウー」
「なんだおまえ、社会人にもなって挨拶の一つも出来ねえのかっ?! 我が社はそんなへタレを入れた覚えはないぞっ!!」
「へ、ヘイ」 俺は緊張と動揺で「はい」と言うべきところをなぜだが「ヘイ」と言ってしまった。
一同爆笑。俺真っ赤。最悪。
「ええい、もういい。次の奴挨拶しろっ!」
他の新人にまわしてくれたのでホッと一安心。
一人々たどたどしい挨拶が終わると早速仕事開始だ。
ここまで読んだ人は一体何の会社に入社したんだ?と思っているだろうが・・・・(続く)
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Comment
一生の思い出になりますよ
No title
読んで下さってありがとうございます。
次回更新は数日中に行います。
よろしくお願いします。
次回更新は数日中に行います。
よろしくお願いします。
初めての職場
就職おめでとう
読んで笑いました。
この仕事は営業の仕事かな?
営業は売上ノルマがあるから厳しいよ。
まあ楽しいこともあるし苦しいこともあるけど人生一度だから経験も大事だね
読んで笑いました。
この仕事は営業の仕事かな?
営業は売上ノルマがあるから厳しいよ。
まあ楽しいこともあるし苦しいこともあるけど人生一度だから経験も大事だね
No title
嫌になったら、うちの会社に招待するよ〜
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さて、一体全体、どのような会社なのかすごく気になりますね。