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2011-12-31 Sat
店長「おい、床掃除しろっ! お客さんの顔が床に映るくらい綺麗に磨け」「はい分かりましたァ」
俺は顔が映るどころか女性客のスカートの中が映るくらいに念入りに床掃除をするのだった。
やっと床掃除が終わり我ながら床の反射率の高さに満足し「あー早くスカートはいた若い女性が来ないかなァ♫」と待っていると
泥だらけの汚れた長靴をはいた土木作業員が入ってきた。
そういう客に限って店内をアチコチ歩きまわる。
俺がせっかくピカピカに磨きあげた床を泥だらけにしやがる。
うぎゃあ~ やめてくれよォ。せっかく心を込めてピカピカに磨きあげたのに。冗談じゃねえや。
「あのォお客さん、そんな泥だらけの長靴で歩き回ってもらっちゃ困るんですけどォ。」
と注意したかったのだが、ちょっと言っただけでブチギレる人が多いのでトラブル防止のため黙って我慢した。
しかしまたトラブル発生!
その土木作業員が帰ったあと、タイミング悪く奥から店長が出てきて悲鳴をあげた。
「ナナナなんだこれはァ?!おい、ちゃんと掃除したんかっ? 床が泥だらけじゃねえかっ!」
「今泥だらけの長くつをはいたお客さんが来たので。」
「言い訳はいいから、 掃除やりなおせっ! 馬鹿!!」
「店長、今度から店を汚す客は入店お断りにしませんか?」
「馬鹿!そんなこと法的に出来る訳ないだろ。」
「いえ、公共施設の場合は無理ですけど店舗の場合はOKだと思いますよ。」
「アホかお前はァ? 全然何も知らねえんだなw お前もっと法律勉強しろよォ とにかくつべこべ言わずにとっとと床磨けー。」
もうクタクタのフラフラになりながら2度目の床掃除が終わったところに店長の口から信じられない言葉がーっ!!
「おいお前、明日出てくれ。」
「はァ? 明日元旦は僕のワークスケジュールでは休みになってるんですけどォ。」
「正月はバイトの奴らが何人も休むんだよ、頼むから出てくれ」
「う~~ん、 もちろん店長も出勤するんですよね?」
「あ、俺は休む。元旦はいろいろ忙しいからな、へへへ。それに明日は出てくる奴が少ないからお前が休むと店まわらなくなるから頼むぞォ、絶対出てこいよ分かったな?」
頭にきた俺は口先では出勤をOKしたのだが内心出るつもりはない。
誰が元旦早々働くかよっ!!
店なんかどうなったってええわァ!
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